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「剣客商売」のロケ地 [おでかけ]

池波正太郎氏の小説に「剣客商売」という物語があります。
その名の通り、剣客である秋山小兵衛と
その息子である秋山大治郎を中心とした人々が織りなす物語です。
テレビドラマにもなっていて、最近では藤田まことが秋山小兵衛を演じています。
私自身は藤田まことを小兵衛にキャスティングしたことに納得できないのですが
物語そのものは好きなので
京都に行ったときにロケ地を訪ねてみました。

小説では小兵衛は大川(隅田川)と荒川・綾瀬川が合流する
鐘ヶ淵と呼ばれる所に家を構えているのですが
ロケ地は京都・大覚寺より更に15分くらい歩いたところにあります。
通称「酵素」と呼ばれる場所だそうですが
歩いていくうちに舗装道路が林道に変わり、
人は誰も歩いていないので心配になってくるような所でした。
そしてたどり着いた小兵衛の家。

当然ですが、ドラマで見る小兵衛の家そのものでした。
家の周りはトタンで覆われていて中の様子をうかがうことはできませんでした。
遠くから見た所。

小兵衛の家の縁側から見える風景は、こんな感じです。
ドラマでは手前のあたりを鶏が歩き回っていますね。

屋根に草が生えているのが、またいい感じです。

前述の通り、私は秋山小兵衛を藤田まことが演じることには
不満を抱いています。
彼は中村主水のイメージがとても強いし
それは池波氏を激怒させた「必殺シリーズ」の主人公であるということ、
そして池波氏がイメージしていた小兵衛は中村又五郎翁がモデルであることなどが理由です。
今は亡き田村高廣氏が小兵衛役に内定していたという話を聞いたことがあります。
ぜひ田村氏の小兵衛を見てみたかったのですが、
叶わぬ夢となってしまいました。
残念です。


2007-05-07 23:59  nice!(2)  コメント(4) 
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コメント 4

ポートス母さん

こういう場所にいると、自分がタイムスリップした気持ちになりますね。
都会じゃ味わえない、変わった感覚になります。
長野にもこうな風景画当たり前のようにあります。
だから代劇等の映画の撮影場所もたくさんあるんですよ。
by ポートス母さん (2007-05-08 23:52) 

市松小僧

>こういう場所にいると、自分がタイムスリップした気持ちになりますね。
わかります~、その気持ち。
時代劇のロケ地って、今の時代は探すのも大変そうですよね。
安曇野あたりは好きで時々行くのですが
景色を見ているだけで癒されますよね。
by 市松小僧 (2007-05-09 21:26) 

ふくろうさん

私もどちらかというと田舎育ちなのでこういう場所を見ると落ち着きます。安曇野には何年か前に言ったことがありますがやはり好きな場所の人すです。忍野も好きな場所です。
by ふくろうさん (2007-05-10 22:20) 

市松小僧

コロちゃんさん
私も丘陵地帯で育ったので
山の景色の方が安心できるんですよ。
安曇野に惹かれるのは、そういう理由もあるのかも。
忍野も素敵なところですよね。
なんとなくほっとします。
by 市松小僧 (2007-05-10 23:37) 

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